チワワをシャンプーする時の注意点
愛犬を抱きしめるときに「シャンプーのいい香り」がすると、ずっとハグハグしたくなります。うちのチワワもシャンプーをしてもらう事が気持ち良いのか、大好きで、毎日でもせがんできたりします。
チワワの初めてのシャンプーは少し緊張しました。人間の赤ちゃんのように、チワワちゃんのお肌もデリケートだからです。また、シャンプーが大好きなチワワちゃんでも、少し汚れたからといって、やり過ぎも良くないそうです。毛ヅヤの為にも、お肌の為にも、月に一度か、二度くらいの程度で良いそうです。
シャンプーを控えるべきなタイミングは、人間と同じです。体調がすぐれない時、予防接種を受ける前、予防接種を受けたばかりの時、ヒート(発情期)の時期、妊娠中、赤ちゃんを産んだあとすぐ、等。
散歩などで少し汚れた場合は、わんちゃん用の流さなくてもいいリンスインシャンプーが販売されているので利用するといいと思います。また、フレグランスミストなども販売されているので、ブラッシングのときに使用をするといいと思います。
1.最初にブラッシングを
最初に毛の長いチワワちゃんは、ブラッシングをしておくといいです。ブラッシングの時は、皮膚を傷つけないように、優しくブラシを当てるようにご注意ください。
ロングコートの場合、ブラシでブラッシングのあとに、クシでコーミングすると、毛のもつれを解けます。もつれたままで水に濡れてしまうと、解けにくくなりますし、もつれは皮膚病の原因にもなるのでご注意です。
2.デリケートなお肌を大切に
シャンプーのしすぎ、シャンプーのすすぎ残しがあると、フケや皮膚病の原因にもなります。家庭用の水圧は業務用のシャンプー台の水圧とは異なりますので、おうちでシャンプーをする際には、念入りにすすいであげることが大切です。
人間の感じる温かいお湯よりも心持ちぬるめのお湯かげんを用意し、足先からゆっくり洗っていきます。足から、おしりにかけてお湯をかけ、体から頭にかけていきます。ジャバーッとかけてしまうとビックリしてしまうし、目や耳のなかにお湯が入らないように注意してあげてください。
指の腹を使い、優しく優しくマッサージしながら、シャンプーをします。シャンプーはお湯と混ぜて薄めて、泡だててから、チワワの毛に付けます。皮膚に直接シャンプーの原液を付けてから泡立てると、刺激が強く、お肌に良くないです。人間のために美容師をしていた母も同じことを言っていました。
シャンプーの時には肛門腺もいっしょに絞ってあげてください。お尻の肛門を中心に斜め下の辺りが少し膨らんでいると感じたら、溜まっているらしいので、肛門から少しずつ押し出すように絞ってあげてください。
シャンプーを洗い流すときは、頭から体、おしりから足先に向かって、しっかりとすすいであげます。ちなみにお顔は、湿ったタオルで拭いてあげる程度で大丈夫ですが、シャンプーやリンスが残っていないかしっかり確認して、残ってしまっている場合は、きちんと洗い流してあげてください。
チワワのお肌にも、合う、合わないがあります。合わないシャンプーを使い続けると、大切なチワワのお肌を痛めてしまいます。適度に様子見しながら、チワワに合うものを選び、調整していくことは大切です。チワワのお肌はデリケートです。特にロングコートチワワは毛が長く、皮膚をチェックしてあげにくいので、注意です。
3.手際よく気持ち良く
チワワもシャンプーをされる時には、寒かったり、暑かったり、冷たかったり、熱かったり、ありますから、お湯かげんを前もって調整し、手際よくできるように、必要なものは揃えてから始めたほうがいいです。
シャンプーが終わった後に水気を素早くきり、大きめのバスタオルを包み込んであげると、後は乾きやすいです。わたしの場合は、マイクロファイバーバスタオルで一度水切りをして、柔らかい大きめのバスタオルで身体全体を包み込んで、しばらく水を吸い込ませてます。さっとドライヤーで乾かしてあげて、濡れた耳の水気を取ってあげる綿棒も先に用意をしておくといいと思います。
チワワの適温は25度くらいです。シャンプーの後に風邪をひかないように、お部屋の温度調整もしておくといいと思います。
チワワのシャンプーをするときの注意すべき点3点、書きましたが、チワワがシャンプーしてるときにリラックスできるように、心がけてあげることが、一番大切だと思います。優しく優しく話しかけてあげたり、優しく優しくマッサージしてあげたり、大切な「触れ合い」の時間として、心がけてあげることが一番です。
シャンプーの時間は楽しい時間だと教えてあげるように、飼い主様が、優しく優しく触れてあげながら、チワワがリラックスできるようにしてあげることが何より大事なことかと思います。特に、子犬の初めての経験のときは、だんだんと慣らしてあげるトライアルをしてもよいかと思います。